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はるかのひまわり

麴町警察署地域課ふれあいポリスの穴沢様より、ひまわりの花の写真が送られてきました。


本来、平河・隼・紀尾井町内で参加者を募り、緑キャノピーズで清水谷公園に種をまく予定でしたが、コロナウイルス感染拡大によりイベント自体が中止となってしまいました。


その旨を穴沢様にご相談したところ、麴町警察署長の了解を得て、警察署の花壇に種をまくこととなりました。

このひまわりの種は、「はるかのひまわり」です。


阪神・淡路大震災で亡くなった少女の名前より名づけられました。当時11歳だったはるかさんがオウムのえさとしてあげていたひまわりの種が芽吹いたもので、家族や地域の方々ははるかさんの生まれ変わりとして見守ってきたそうです。

震災10年後に現上皇ご夫妻にも贈られ、上皇様は成長したひまわりの様子を「贈られし ひまわりの種は 生え揃い 葉を広げゆく 初夏の光に」と詠んでおられます。


この種は、紀尾井町町会会長戸田豊重のいとこ、日本工業大学常任理事である徳川喜壽様よりお譲りいただきました。日本工業大学中学・高等学校の生徒の皆さんも一生懸命育てられているそうです。



今年は梅雨も長く続き心配していましたが、今は元気に咲いています。やはり太陽が大好きなお花なのですね。コロナウイルス感染拡大により気疲れも多い今日この頃ですが、たくましく生きるひまわりの花に心癒されました🌻


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